この度、2026年1月17日土曜日に「メディアをめぐる旅-関西大学社会学部メディア専攻ゼミ合同制作展」を開催することになり、現在準備を進めております。今回はメディア制作実習C初の試みとして、企業の方や吹田市の関係者をお招きします!本イベント開催に際して私たちの取り組み、イベント開催による社会的意義、目的、発表内容についてお話していきます。
目次----------------
・メディア制作実習Cでの取り組み
・企業の皆様にとってのメリット
・地域の皆様にとってのメリット
・ゼミの発表内容及び目的
・最後に
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メディア制作実習Cでの取り組み
関大メディア専攻では、映像を制作する実習や、写真を撮影する実習、CMの制作などメディアに関わる実習が多数行われています。
その中でもこのWEBサイトやInstagram、X、TikTokなどを運用しているのがメディア制作実習Cの学生たちです。
この実習では、SNS運用のほかにもイベントの運営も行います。
また例年、8月のサマーキャンパス(オープンキャンバス)でのワークショップと、1月のメディアEXPOを運営しています。
そのメディアEXPOでは、メディア専攻の実習がその年の成果を発表していたのですが、今年度からはイベントが大きく生まれ変わり、メディア専攻で4年間学ばれた先輩方のゼミ制作展イベントを2026年1月に開催することが決定いたしました!
その名も「メディアをめぐる旅。」
イベントを刷新したことにより、学生たちが主体となって動いた学びにも深く触れることができ、多くのゲストをお呼びすることが可能となりました。
企業の皆様にとってのメリット
・若い世代の価値観・クリエイティブの把握
現代の学生が持つ視点、企画力、表現スタイルを、生の発表を通じて把握することができます。
・大学との連携可能性の相談
今後の共同研究、産学連携、地域プロジェクトなど、大学との新しい協働の可能性について直接相談していただけます。
・学生との交流を通じた採用・インターンシップへの接続
参加企業の皆さまは、学生と直接コミュニケーションを取ることで、新たな採用候補者やインターンシップ参加者との接点が生まれます。
地域の皆様にとってのメリット
・学生の学び・成果を地域に還元
日頃の学びの成果を公開することで、学生の活動や作品を地域の方々に知っていただく機会になります。
・意見交換・交流の場の提供
展示やワークショップなど、市長や地域の皆さまと学生が直接コミュニケーションできる環境を整え、双方向の意見交換を促す場になることを期待します。
展示・発表内容
本イベントには映像ジャーナリズムを学ぶ齊藤潤一ゼミ、メディアと法の関係を研究する水谷瑛嗣郎ゼミ、ソーシャル デザインやコミュニケーション、リーダーシップを学ぶ松下慶太ゼミの3ゼミが参加します。
■「⿑藤ゼミドキュメンタリー上映会&制作者登壇トークショー」
⿑藤ゼミでは、映像の理論を学びながら、各⾃が関⼼を持つテーマで映像作品を制作してい
ます。現在の4回⽣は、3回⽣の時に「戦後 80 年に戦争を考える」をテーマとしたドキュ
メンタリー『関⻄⼤学から⾒る戦争の記憶』を制作しました。今回、卒業制作として2⼈1組で取り組んだ2作品を上映予定です。学⽣の価値観や問題意識を作品や若者との交流を通じて知り、企業としての知⾒や社会に対する視座を⾼めることを期待します。
■「SFプロトタイピング・ワークショップ」
⽔⾕ゼミは、情報技術の発展を⾒据えて、メディア法や情報法の観点からメディア環境のデ
ザインを学んでいます。SF プロトタイピング他、ワークショップや書籍・論⽂講読を中
⼼に活動しています。今回は未来の社会にどのような技術が普及し、どのようなトラブルや課題が発⽣するかを、SF⼩説をつくるという作業を通じて学ぶワークショップを開催します。生成AIを使用し実際に自ら動かすことで、新たな知見や社会についての考えを創出する場としての意義を持ちます。
■「7つのメディア制作の展示と2つのワークショップ」
松下ゼミでは企業や地域を対象にオンライン、オフラインを往復しながら学生たちの経験の
意味を考えたり、デザインしたりします。今年度は企業と連携した組織内外コミュニケーシ
ョン、地域と連携した愛着、⾼校と連携したリーダーシップなどをテーマにそれぞれワーク
ショップやメディア制作を⾏いました。学生たちが主体となって動いた活動の展示を通して学生ならではの視点から社会を見つめるきっかけとなる場になることを願います。また、「⾼校⽣のリーダーシップ開発ワークショップ」と「読書の未来を考える」という2つのワークショップでは、学生たちが今年度活動した経験を活かした内容となっています。
この3つのゼミだけでなく、私たち制作実習Cの学生によるブースも現在企画中です!
そしてなんと…
吹田市の後藤 圭二市長にお越しいただくことが決定しました!
オープニングセレモニーにご登壇していただきます!
☆最後に
現代の学生が持つ視点、企画力、表現スタイルを、生の発表を通じて体感していただき、今後の共同研究、産学連携、地域プロジェクトなど、大学との新しい協働の可能性を創作できればと考えています。
また、地域の皆様には日頃の学びの成果を公開することで、学生の活動や作品を地域の方々に知っていただく機会になることを願います。
いかがだったでしょうか?
本イベントの魅力、意義が伝わって居れば幸いです。学生たちが主体として動いてきたこのイベントが多くの方のよりよい思い出になるよう準備していますので、ぜひ1月17日に「メディアをめぐる旅-関西大学社会学部メディア専攻ゼミ合同制作展」へお越しください!心よりお待ちしております。