あなたは「社ガール」という言葉を知っていますか?
「社ガール」とは、関西大学社会学部に属する女子を指す関大用語です。実は学年が上がるにつれて変わっていくと言われており、社ガールは1回生、2回生は社レディ、3回生は社マダム、4回生は社ババ、と辛辣になっていきます。
しかし、学生に聞いてみたところ、「社ガール」という言葉には実感がない、との声が多数…。
では、男子は社会学部にいることに対してどのように感じているのでしょうか。
「授業で男子が1人の時がある」
「席が決まっている授業で女子に囲まれることがある」
「ゼミで男子が少なくて気まずい」
「グループワークで男子が1人になりがち」
「中庭で女子から冷ややかな視線を感じる」
「女子の会話についていけない、聞いていいか分からない」など…
現在、メディア専攻を含む社会学部に属する学生のうち、男性は37.8%となっていることもあり、その比率にモヤモヤを抱えている男子学生は多いようです。
「メディアとジェンダー」などの授業やゼミで性的多様性を考える機会が多い社会学部であるにもかかわらず、関西大学では社会学部にのみ「社ガール」という言葉が生まれ、一人歩きしています。
そこで、本連載では「社ボーイ」という言葉を新たに提案し、すべての学生が過ごしやすい大学生活について考えてみたいと思います!