関大メディアの知恵袋②~通学の心得編~

関西大学。ここは阪急関大前駅という、ほぼ大学直結といっても過言ではない駅があり一見恵まれた環境だが、油断してはならない関門がいくつか存在する。ぜひ新入生の方々には入学に伴い、一度目を通していただけたらと思う。

1つ目の関門:阪急千里線

 授業開始時刻ギリギリのとき、社会学部の人間は前から3両目までに居なければ話にならない。1.2.3両目に居なければ、数多の生徒にのまれ到達できないのである。最もギリギリを攻めた関大前到着時刻はおよそ52分着(図1)とも言われている。が、北千里行きは余りにも利用者数が多く、かつ淡路駅での連結待ちにより素知らぬ顔をして5分ほど遅延して到着する。よって、52分着は非常にリスキーであることを心得ていただきたい。

↑《図1》北千里行き一限前の時刻表(曜日により変動)

2つ目の関門:改札出てすぐの階段

改札を出てもなお、気を抜くことは許されない。左はのぼり、右はくだりと指定されている階段なのにも関わらず、障害物の如く逆走する者が現れる。お里が知れるが、今こうして知ることができたあなたは被害を受けることなく登校できるだろう。一度、筆者はこの階段で足を滑らせ、尾骶骨に大打撃を受けている。

↑《図2》例の階段

3つ目の関門:バカデカエスカレーター

このエスカレーターを登れば、なんとまあ目の前には社会学部。と言いたいところだが、ここにも留意すべき点がある。

一限までは両方上りとして稼働しているが、二限になるといきなりのぼり、くだりが一方ずつになる。すなわち、一限はエスカレーターをフル活用できるが、二限以降授業時刻ギリギリの状況に陥った場合は横にそびえ立つバカデカ階段を利用した方が早いこともしばしば。ちなみに、筆者はここでも雨の日にエスカレーターにて転落したことがあるため、雨の日はくれぐれも足元の確認を怠らず利用することを強く推奨する。

しかし人生はそう甘くないもので、いくら余裕を持っても急がなければならない日がいつか訪れる。うっかり乗る電車を勘違いし、遅刻の危機が迫ることもあるかもしれない。

はたまた、いつもと違う教室に変更されているのかもしれない。

 そんな時どうするべきか。

走る

そう、己の足で歩みを進めるしかない。

もちろん、この様なところで走ることは許容されないと理解している。

だが、このページに目を通してくれたあなたたちには、伝えておきたい。

関大前駅から社会学部の入り口は

1分56秒

※個人差あり。元運動部女性の結果。